アーモンドあんどあれこれ第3回『アーモンド×種類・品種』

日常のなかで、お菓子、料理、はたまたそのままの形で目の当たりにするアーモンド。

しかし、生産場所やサイズ、形、皮のむきやすさなどによって大小様々に種類が分かれているんです。その数なんと100種以上!

前回、日本で利用されるアーモンドの約98%がアメリカ・カリフォルニア産のものだというお話をしましたが、カリフォルニア産で最も多い種類が“ノンパレル”という品種。

ノンパレルアーモンドの粒の形は扁平で表面が滑らかなのが特徴で、加工しても割れにくいため様々な用途で重宝されています。日本でよく見るアーモンドは、多くはアメリカカリフォルニア産のノンパレル品種です。

 

各国を代表する品種たち

『穏やかな気候と豊かな土壌で育てられたカリフォルニアのアーモンド――』

『燦々と注ぐ太陽をいっぱいに、アーモンドの女王マルコナ、スペインアーモンド――』

などなど、各国がそれぞれの特色を活かし、熾烈なバトルを繰り広げるアーモンドの世界。

その品種は、比較的よく知られているものでもこんなにたくさん。

 

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スイートとビターの前に…

“アーモンドにはスイートとビターの2種があり~”の前に、まずは軟核種と硬核種の2種の分類があります。硬核種はその名の通り非常に硬く、果樹としての栽培には不向きなため、食用にはなりません。食用に栽培されているのが軟核種で、そこからさらに、スイートアーモンドとビターアーモンドに分かれます。

それぞれの国で、PRの方向性や謳い文句などは様々。味や風味に対する感覚は個人的な好みもあるものの、生産量の多さが目立ち、世間一般に認知されているカリフォルニア産は比較的廉価に手に入り、一方でスペイン産のマルコナ種やシチリアのパルマギルジェンティ種は生産量が低いため、それだけでどこか特別な雰囲気がありますね。

 

ビターアーモンドはサスペンスの香り!?

私たちが食べているのはスイートアーモンドの“仁”と呼ばれている部分で、ビターアーモンドの仁には毒性があり、大量に摂取すると中毒症状を起こします。

これは、ビターアーモンドの仁には“アミグダリン(amygdalin)という青酸化合物が多く含まれているからなんです。スイートアーモンドには存在しないというわけではなく、アンズやモモ、ビワなどバラ科植物の未成熟な果実や種子にも含まれています。

そもそものアミグダリンには毒性はないのですが、これが加水分解されてグルコース、マンデロニトリルが生成され、マンデロニトリルからさらに分解されると、ベンズアルデヒドと猛毒のシアン化水素(青酸)が発生します。

一昔前の刑事ドラマや探偵ドラマでは、死体の口からアーモンド臭がすることから「青酸による殺人だ!」などと断定する場面もありますが、アーモンド臭はベンズアルデヒドの臭いなのです。なので、本当なら殺人だと決めつけることはできないですね。ビターアーモンドや熟していないウメやアンズをたくさん食べて死んでしまったのかもしれないですし(笑)

 

世界中にあるたくさんの種類、様々な特徴をもったアーモンド。その用途に応じて、香りや形、味などの違いを楽しみながら食べ比べしてみるのも楽しいかもしれません。今回は、アーモンドの種類について触れてみました。

 

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